襲ノ色目(かさねのいろめ)

プレイ人数:3〜4人
プレイ時間:20〜30分

物語:
今年も宮中では華やかな行事が催されるようです。
宮中の着物という着物を並べ、選んだ物を重ねて着飾り、
1番綺麗な十二単を着ることのできた者には褒美が与えられるとのこと。
最も美しく、雅な十二単を纏うことができるのは、一体誰なのでしょうか。


和風な作風の同人ボードゲームを作ってる「卓上遊戯創作処 桜遊庵」さんのセットコレクションカードゲーム。

浴衣ボドゲ会で遊んだこともあり、雰囲気にぴったりな可愛いゲームでした。見た目は・・・


手番には4列16枚の共通のカード列の中から1枚ずつ取って、その後に役が手札で完成したら自分の場に出していきます。

このときに取ったカードを入れ替えてはいけないというルールがあります。
某有名な豆のゲームのような制約、これがキリキリとした苦しみを味わえます。

役には
襲ね(かさね)…同じ数字を並べる

下弦ノ月(かげんのつき)…1〜5を昇順か降順で並べる。

雪月風花(せつげつふうか)…偶数を並べる。

等々のおしゃれな名前が付いてあり、基本的に役に使うカード枚数が多くなれば点数も増えます。
それぞれの役には点数をもらえる回数に限りがあり、他のプレイヤーが何を狙っているかをよく見ておく必要があります。

役で出したカードの最後のカードは次に役を作るときに使用出来るので、上手く使って高得点を狙いたいところです。

十二単を纏うというテーマにもあるように、より多くのカードを役として自分の場に出せたらボーナス点もらえます。


可愛い見た目とは裏腹に、キリキリしたジレンマが味わえる楽しいゲームです。
ゲーム初心者の女子にも見た目の可愛らしさで誘いやすくプレイ時間も短めなので、これは『もてゲー』です。