第36回 大人のボードゲーム部 部活動報告

【日時】2月20日(金)20:00〜翌6:30
【場所】大国町部室
【参加部員(順不同)】
まえだ
旦那
かすみん
いっちゃそ
わとさん
ダルニさん
風呂陸さん
和泉さん
くまごろさん
ヨースケさん
宮野さん
フさん
ディアスさん
あきたけさん←新入部員!
あおきのこさん←新入部員!
ここるさん←新入部員!
たなやんさんさん←新入部員!
ロイさん←新入部員



【ワトソン追悼慰霊式】

部員のわとさんの愛犬ワトソンが、先日16年の長い生涯を終えて天国に旅立ったので、追悼慰霊式をやりました。
ワトソンは【積み女王】の異名を持つわとさんの家の秘密の積みゲーを、主人の代わりに生涯を通して守り抜いてきました。
その鉄壁な守りと覇気は関西では有名で、新米ボードゲーマーが興味本位でわとさん宅に近づくとたちまちのうちに意識を失うほど。
長いこと任務を全うしてきたワトソン、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでください。


【鶏肝煮と日本酒】

今回のメインは鶏肝煮を食べながら美味い日本酒を呑むことだったので、前日に肝煮を仕込んで皆で食べました。
概ね好評だったようで良かった良かった。
そして、わしが持ってきた広島の地酒【天宝一】の大吟醸がヤバい。
「これはアカンやつや」って言葉が自然と出てくるヤバい美味さでした。満足。
久々に部活に来てくれた旦那が持ってきてくれた【上善水如】も美味かったので、数人であっという間に一升飲み干しました。
ここまで1時間以上経過するも、誰もボードゲーム一切やってない。
これが大人のボードゲーム部クオリティ。


ゲームマーケット大阪2015新作】

3月1日のゲームマーケット大阪(以下ゲムマ大阪)直前ということで、Twitterでゲムマ大阪で販売する新作持ってきてくれたら、このブログで紹介するよ〜っと投げかけたら関西の作者さん達が遊びに来てくれた。
紹介するとは言ったけど、売上アップに繋がるとは言えないのが残念なところです。
ゲムマ大阪に行く人で、興味があるゲームがあれば参考にしてみてください。


【サイコロのアレ】

ブース番号C-34
http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=3983

うちの部活動初参加でゲムマ大阪にも初出展のあおきのこさん考案のダイスを振らないダイスゲーム。
親はダイスの出目を確認してダイスカップに「なるべく他の人に見られないように」入れます。
子は親がダイスカップに入れるまで手元を凝視します。
親が必死で隠そうとしてるのを、至近距離でガン見されるやりづらさ。
ルール上では席を離れてもOKなので、真横に来たり下からのぞき込んだり、鬱陶しいことこの上ない。
で、無事にダイスカップの中に「任意の出目」で置けたら、子は親が置いたダイスの目を予想する。
子に予想を当てられたらライフが減る。
生き残ったら再びダイスを隠して置く。
そうして親はダイスを使って役を作っていく。
基本は同じ目で揃えるか並び順で揃えて点数を稼いでいく。

このゲーム、ルールを文章で説明しても面白さが全っっ然伝わらないのがもどかしい。
ダイスを隠して入れるのを必死こいて見ようとする子の動きがアホすぎて笑えること間違いなし。
ネタだけのゲームじゃなく、親の行動を読んだり、逆を突いたりと心理戦が熱いゲームになってます。(ルールもしっかりしてますよ)
でも、わしの評価はアホな「アクションゲーム」です。


【陰陽賽−おんみょうさい−】

ブース番号A-05
http://penanddice.webcrow.jp/onmyousai.html

昨年【三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい】を日本版キックスターターで出資を募り見事目標金額に達して一躍有名になった「ペンとさいころ」のロイさん作のダイスゲーム。
昨年のゲームマーケット秋のポストカードゲームから装いも新たにコンポーネントがパワーアップして販売されます。
ダイスを使うけど運要素は全くないという硬派仕様。

わしはこの手の左脳使うゲームは苦手じゃけどダイスを置く、転がすというアクションのおかげで少し緩和されてるように思う。
地味に正体隠匿系なのもガチガチにならなくて良い。
まあ、苦手なことに変わりなく、勝てる気は全くせんのじゃけど。
頭使って考えることが好きな部員はすげえ楽しそうでした。


コロポックル見〜つけた!】

http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=3920

陰陽賽と同じくロイさんの新作。
アイヌの妖精コロポックルコロポックルチップを交換しながら集めていくというメルヘンなテーマ。
秘密裏に握ったお宝チップ(もしくは集めたらダメな蕗チップ)を隣の人と交換しながら目標数集めるのが目的。
蕗チップをいっぱいもらったら注意、相手に指摘されたら負けになります。

テーマもシステムもコンポーネントも可愛くて子供でも遊べそう。
アイヌ語でのやりとりも不思議で楽しい。
子供だましじゃなく大人が遊んでもブラフや心理戦が熱い良ゲームだと思いました。(昨日は遊べてないけど横でずっと見てました。)


【キーストーン】

ブース番号C-39
http://takamagaharagames.web.fc2.com/

ゲムマやボドゲフリマで同じ空間に居たはずなのに、一度も対面して会話したことがなかった関西ボードゲームサークルの大御所「高天原」のたなやんさんが初めてうちの部活に来てくれました。

今回のゲムマ大阪で高天原さんは新作ゲーム大量出展されてて、その中のいくつかあるトリックテイキングゲームの一つがこれ。

アートワークはお馴染のわとさんです。
関西ボードゲーム界では誰もが知る有名人がモチーフになっていて、とても可愛いイラストになってますよね。見た目だけは…。
この見た目の可愛さに騙されて買う小さなお子さんが出ないことを祈ります。←

こんな可愛い見た目なのに中身は「ゲー吐きそうになる」ゲーゲームです。
クソゲーとは違います。
頭捻って考えてそれでも思い通りにいかない、でも上手くハマったときは最高に気持ちいい意地悪な仕掛けのあるとても面白いゲームです。

ぜひゲムマ大阪で試遊して、ゲー吐きそうになる感覚を味わってください。


【七つの紋章、七つの部族】

これも高天原から販売されるトリックテイキングの1つ。
変わってるのは4人で遊ぶ場合、ごいたのように2対2のチーム戦になるってこと。
7色の色の各7の数字に当たる紋章を協力して集めていきます。
7って数字が絶妙で強くも弱くもなく、単独で出してもトリックを取ることは難しいので仲間と協力して上手く立ち回りたい。
そして、仲間を信じて出した7を見事に取ってくれたときは最高にハイ!ってやつだ。
キーストーンよりゲー吐き度は低いけど、わしはこっちのが好み。
高天原ブースでは、他にも新作がザクザクあるので気になる人は要チェックや!


【大きなつづらと小さなつづらと】

ブース番号(すみません、わからんかった)
http://meetingofboardgames.seesaa.net/s/article/413833411.html

「まずカードを伏せます」が合言葉のMobゲームズ宮野さんの新作です。
このゲームの特徴は極限までムダを削ぎ落としたカード構成です。
その枚数、なんとたったの3枚(4枚)。
たった3枚でゲームになってるんかと心配になるけど、そこは宮野さんがそのブラフ人生で培ってきた経験を活かして上手いことゲームに落とし込んでます。
Mobゲームズのゲームが好きな方は安心して楽しめます。
ブラフゲームはちょっと苦手かな〜って方でも、お値段も手頃なので手に取ってみてください。
複数買いでさらに値引きになります。


以上、ゲムマ大阪での新作プレイ感想です。
あくまでわしの主観なので、これを見て買って遊んでみて「おもんないぞ!ゴラ!」ってなっても一切責任持ちません。
作者さんから宣伝費用をもらってたらもう少し持ち上げるように書いたんじゃけど。



【練習したゲーム】

【なまえをよんで2】

ロシア発の子供向けゲーム。
カードには一切説明文などは無く、不思議な生き物のイラストが描いてあるだけ。
この変なのに名前をつけて記憶して間違えずに呼んであげるゲームです。

大人8人で遊ぶ。
たなやんさんが最初の名付け親になったんじゃけど、丸くてカービーみたいなやつに「ガンダム」って名前を付けたことから始まり「紫式部」とか「わとさん」とか「大腸菌」とか「堀内孝雄」とか、キャラと一致しないわけわからん名前を付ける部員のおかげで場は混乱。
わしなんか普段子供と遊んどる素直な名前を引きずって録に取れない始末。
大いに盛り上がった。


【皇帝のパンケーキゲーム】

皇帝のためにパンケーキを集めて献上するアクションすごろくゲーム。
古いゲームじゃけど、フライパンを使ってサイコロタイルを振るアクションがなかなか難しくて熱くなる。
6種類のパンケーキを集めて皇帝に献上しても、わがままな皇帝は食べる順番まで指定してくる。
早く集めてゴールしても、最後の並び替えでもたついてたら後から来た人に負けることもあるのが個人的に好き。


【かけるかな?】

たなやんさんが持ってきてくれたお絵かきゲーム。
アイデンティクのイラストを図形にしてルールを簡略化したような感じです。
お題の絵を言葉で説明して、他の人はそれを絵に描いていくんじゃけど、言葉だけで上手く伝えるって難しい!
多人数で遊べる楽しいパーティーゲームじゃけど、幻の作品らしいので多分手に入らない。


【パーフェクトアリバイ】

全員参加のコミュニケーションゲーム。
ある事件の容疑者2人は、アリバイ作りのためにお互い嘘の情報を共有し、警察の10の質問に答えていく。
大事なのはアリバイとして容疑者が行っていたと言われてる場所(シチュエーション)で、事件そのものはオマケと言う。
容疑者役の2人は別室で何を聞かれても答えられるように打ち合わせをして、警察側は容疑者が答えにくいような質問を10個考える。
時間になったら容疑者は1人ずつ呼ばれて、みんなの前で質問に答える。
2人の答えが6問以上合ってたら無実。
6問以上間違ってたらタイーホという感じ。

これ、容疑者になったら焦る焦る。
楽しむためには、容疑者と警察のロールプレイもやったほうがいい。

けど、これもたなやんさん曰く日本で3人くらいしか和訳を持ってないらしいwレアなゲームだそうです。


【萌札 女学院編】

女学院に通う女生徒となって、お姉さまのために素敵な殿方を作るという萌札の女の子向けバージョンです。

これもなりきりプレイが重要で、お姉さまプレイヤーは「ときめかせて頂きますわ!」とか、「お姉さま、準備が整いましたわ」なんていうセリフを言いながら40近いおっさんが朝方6時頃にやるわけですよ。
まさに狂気!なんておぞましい。

これはゲームと言うよりコミュニケーションツールじゃね。
おバカな殿方を作って笑うという。


【感想〜】
文章長い!そして人多い!
参加部員の皆様お疲れさまでした&新入部員の皆様ありがとうございました。
ゲムマ大阪楽しみましょう。