プロレスゲーム(仮)制作日誌

ジョイントゲームファクトリーのおーつぼさんや、ゲームNOWAかぶけんさん、北陸のちゃがちゃがゲームズのメンバーの皆さん他、オリジナルゲームを作っている方と接してると、自分もゲーム作れるんじゃないか?と錯覚してしまうんですね。

んで、錯覚したまま半年前くらいからコツコツデータ作りしてたものが最近やっと薄ぼんやりと形が見えてきたので、記録に残していくことにしようと思ったわけです。

いや、製品化なんて、先が見えないくらい遥か地平線の向こうの話なんですけど・・・


そんなわけで「プロレスゲーム(仮)」です。

わしはボードゲームをやる前からプロレス好きで、初代タイガーマスクを子供のころに初めて見てプロレスに魅了された世代なんです。金曜土曜のゴールデンタイムのプロレス中継を毎週楽しみにしてたおっさんです。

プロレスのゲームを作ろうと思って作り始めた時も、現在も感じてることですが、正直なところ激しい動きのあるスポーツゲームボードゲーム化って難しいと思ってます。
臨場感やスピード感っていうのはアクションのない盤上ゲームには苦手な要素だと思うので。

それでも作りたいと思うのは、自分が遊びたいと思うプロレスゲームが世に出てないからなんです。
テレビゲームですがプロレスゲームの最高峰【ファイヤープロレスリング】(以下ファイプロ)の続編が通信機能付きで3DSとかで出るなら、おそらく自分でプロレスゲームを作ろうなんか考えもしなかったと思います。
新しいファイプロが出ないのがすべて悪いんじゃ!バカヤロー!!

と、ファイプロの話をすると終わらないので、目標としてファイプロのようなプロレスの面白さを体現したゲームを作りたい!と思って、ちまちま作ってるのです。
「カードゲームやボードゲームを作りたいんじゃない!プロレスゲームが作りたいんや!」


ただね、偉そうなこと言うとるけど、個人で作るとなるとカードを中心としたゲームになるのはしょうがないんよね。技術がないし。

なので、わしが作っとるプロレスゲーム(仮)はカードを中心としたゲームになります。

ぼんやりとしたルールは頭の中にあって、先にとりあえず技カードを作ろうと思って一番最初に作った技カード「ウエスタンラリアート」です。
スタン・ハンセンに似てると思いますけど気のせいですよ?
最初期に作ったやつはもっと味気なかったんですが、現バージョンではアイコンがミープルになったりしてドイツゲームっぽさを出そうと足掻いてる感じが出てます。

ただ、この技カードが曲者で、プロレス技って何百どころか個人のオリジナル技を含めると何千って種類の技があるんですね。
そんなの全部作るのなんか無理じゃけえ、とりあえず思い入れのある技、あと昭和のプロレスを感じさせる技を100種類くらい作りました。
この作業を夏頃からやってるけど、とにかく終わらん!けど一番楽しい作業でもあります。

まあ、そんなこんなで技カード制作はとりあえず一段落したので、今はルール調整とテストプレイです。
こだわりが強すぎるといつまでたっても完成しないので妥協点を見つけないと先に進めないのはわかっとるんじゃけど、理想のプロレスゲームにはほど遠い。
ぼちぼち作っていこう。