泉州ボードゲーム事情とファミーリエ貝塚山手公民館

大阪市内にはキウイゲームズやDDTイエローサブマリンヨドバシカメラといった店舗でボードゲームが買える店が色々あるのに、少し南へ行くと全く無い。
ボードゲームの町「熊取町」にも泉佐野にも貝塚にも当然無い。
以前は岸和田に「童」っていうヨーロッパのおもちゃと軽めのボードゲームやカードゲームを取り扱ってた店があったけど去年閉店した。

現在判明してるボードゲーマーは熊取町に3人、泉佐野に3人、岬町に6〜8人ほど。
多分知らないだけで在野武将はもっといるはずなんじゃけど、なかなか遭遇することが無い。
原因としてゲーム会の少なさと実店舗が皆無ってことがあるんじゃなかろうか?

実店舗があれば、そこから交流が生まれるし、もっと泉南ボードゲームが広まるはずなんよな〜。
まあ、泉南ボードゲーム屋をやるリスクは高そうじゃけど。

泉南 ボードゲーム」って検索した人がうちとかファミーリエのブログ見て遊びに来てくれたら嬉しいんじゃけどな〜

さてさて、先日8月3日(日)は出張ファミーリエ 貝塚山手公民館での開催でした。先々週7月27日(日)の二連チャンでの開催。
わしは北陸ボドゲフリマに行ってて詳細はわからんかったけど。
主催のよっしー、手伝ってくれた皆さん、お疲れ様でした。

そんなこんなでファミーリエに行ってきた!

【遊んだゲーム】

「ピッチカーミニ+拡張1」

先々週からわとさんに借りっ放しだった、おはじきレースゲーム。
子供から大人まで幅広く遊ばれてました。大活躍!


「アライグマのウィリー」

ゴルドジーバーの子供向けラインの正体隠匿おはじきゲーム。またおはじきか!
ボードイラストのほのぼのしたイラストとは裏腹に、大人だけで遊ぶと自分以外を蹴落とす殺伐としたゲームに。
そして、正規ルールだと下手すると1分とかで終わる可能性がある。
ボードに障害物とかあればらもっと戦略的な遊び方が出来るんかな?


サンファン

プエルトリコのカードゲーム版と言われてるけど、違うゲームじゃな。
わし以外の2人が金鉱掘りでホリホリ楽しそうにやっとるのを羨ましそうに見るだけの仕事。
ええ建物来ない上に凱旋門建てた後にモニュメントが1枚も来ない不運が発生して死亡。

ここからスーパー子守タイム発動(奥様が美容室に行くため)

「クラウン」

2歳半くらいから遊べるゲーム。
ダイス運だけのゲームじゃけど、勝ったら嬉しい、負けたら悔しいってことが学べる良いゲームじゃ思う。
そして3歳児に負ける。


「恐竜発掘ディノ」

これもウチの3歳の息子のお気に入り。
まだ上手に杭とハンマーは使えないけど、なんとなくルールは分かってるみたいで楽しく遊んでる。
なにより恐竜発掘ってテーマが素敵。


ベッポ

上2つと同じく3歳児でも遊べる磁石使ったギミックが楽しいスゴロクゲーム。
少し前までワニに乗るの積み木くらいしか出来なかったのに、遊べるゲームの幅が広がってきたな〜と感じる。


「ベガス」

少し子守から離れて、ちょっと生意気そうな中学1年生3人組相手に本気で遊ぶ。
ここで舐められたらこいつらは「ボードゲームって簡単すぎておもんない」とか思われたらイカンと思って、進言しつつも甘言を放って同士討ちさせたりして大人気なく勝つ。
これが真剣勝負よ!悔しかったらまたいつでも勝負しちゃるぞ。


【他遊ばれてたゲーム】

マンカラ

フィッシュミー

モンツァカーレース

夏のたからもの

エニグマ

スポットイット

アクアレット

チーズがいっぱい

ねことねずみの大レース

マッチボール

ブループリント

カルカソンヌ

インカの黄金

テレストレーション

タンブリンダイス

ゴキブリキッチン


16:30にゲーム会が終わってから、よっしー宅で自宅会へ移行。

「スルタン」

バランス的に5人専用っぽいブラインドオークションみたいなゲーム。
各自1〜15までのカードからランダムに5枚引いて、最初はその5枚で勝負して宝石を奪い合う。カードは使い切り。
当然数字が大きい方が強いけど、最初に強いカードが来すぎると後半失速するのが面白い。
相手の傾向とか残りカードを読む心理戦が熱い!よく知った人同士で遊 ぶと読み合いがさらに楽しくなる。


バベルの塔

写真撮り忘れ。
クニツィアボードゲームで半協力?エリアマジョリティ。
インストの段階で少し寝てて大事なところを聞き逃してたんじゃけど、このゲームは協力していかんと得点伸びないんよな。
面白くないことはないんじゃけど、プレイ感はなんとなくぼんやりしてる感じ。


「おっとっとラマ」

「火山が噴火しそうじゃけえ、ラマに乗って火口まで行ってこい!一番近くまで行った奴が勇者じゃ。」ってテーマのバッティングすごろく。

進むためのルールが袋の中からラマのエサを1個〜5個握って「バッティングしたらOK」とか「バッティングしてなくて最大数」とかをスタートプレイヤーが決める。

前回DDTで遊んだときは抜けてたルールがあったけど、今回は完全ルールで遊ぶ。
取ったエサの最大数と最少数で最後に±3マス移動されるので予想がつかないのが面白い(最後のマスの火口に落ちたらスタートから)
ワープのマスがあるので、火口に落ちても挽回できるのもいい。
インスト込みで20分で終わる手軽なゲーム。


「ピニャピラータ」

最近よく話題になってるラウンドが進む毎にルールが増えていくウノみたいなカードゲーム。
海賊のイラストが雰囲気出てイイ感じなんじゃけど、致命的に視認性が悪い。
あと、1〜2ラウンドくらいならいいけど、最後まで遊ぼうと思ったら長引いて飽きると思う。


「レグロス

棒やコマを使って制限時間内にタイルに描かれてるイラストを作って他のプレイヤーに当ててもらうパーティーゲーム
絵を描くのが苦手な人でも問題なく遊べる。
感性が似てる人が作ったモノは直感的にわかったりするけど、逆だと「なんじゃそら?Σ(゚д゚;)」てなこともよくある。
子供から大人までわいわい楽しめる良いゲームです。


「モダンアート カードゲーム」

クニツィアの競りゲームの中でも最高傑作と呼び声の高い「モダンアート」から競りのシステムを除いたカードゲーム。
モダンアートから競りを除いたら何が残るねん!っていう周りの突っ込みに所有者のよっしーは涙目だったけど、遊んでみると非常によく出来た面白いカードゲームでした。よっしーゴメンね。
プレイ感はモダンアートというより、メンバーズオンリーみたいな感じかな。どっちもまともにやったことないけど。


【感想】
貝塚山手公民館は広さは申し分なく、机と椅子は最初から設置してあって、職員の方も積極的に協力してくれて、ゲーム会をやるのに抜群の環境でした。
親子連れが多く参加してくれて、初参加の泉佐野在住の女性ボードゲーマーの方が来てくれたのも嬉しい収穫。

冒頭でも書いたように、現状では泉州泉南在住ボードゲーマーは少ないかもしらん。
でもわしらが知らないだけで隠れボードゲーマーはいるはずなので、ショップ立ちあげるのは無理でも色々なところでゲーム会をやれば、どこからか噂を聞きつけて遊びに来てくれるんじゃないかと思ってる。
立ち上がれ!泉州泉南ボードゲーマー諸君!