似顔絵探偵



凶悪犯罪者の捜査依頼が似顔絵探偵に舞い込んだ。
犯人の姿を見た目撃者達から情報を得て、犯人の似顔絵を描き多数の容疑者の中から犯人を探し出せ!

そんなわけで【似顔絵探偵】です。

このゲームは、わしが当初【モンタージュ】という名前で考えてた協力お絵かきゲームを、ヤマタノオロチ神話をモチーフにした【大蛇のえじき】や究極コミュニケーションゲーム【AYASU】で一躍名を馳せた?ジョイントボードゲームファクトリーのおーつぼ・じゅうじん氏の強力な協力を得て形になった「絵を描くのが苦手な人でも必ず楽しめるお絵かきゲーム」です。


なぜ【似顔絵探偵】が絵を描くのが苦手な人でも楽しめるのか。
それは「絵を描く人は、何をどう描くのか説明する人のせいに出来る」からです。

具体的に言うと、【似顔絵探偵】は複数の『目撃者役』が犯人の顔の特徴
を記憶し、1人の『似顔絵探偵役』に口頭で説明していき、その説明のとおりに『似顔絵探偵役』は犯人の輪郭、目、鼻、口、髪などを描いていきます。

犯人を見ながら説明するだけなら、そんなに難しくないかもしれません。
しかし、実際の犯人が警察や探偵の前でのんびり顔を見せてるなんてありえません。

【似顔絵探偵】では5カウントの間に犯人の顔を見て覚えないといけないのです。

そして『目撃者役』が説明する犯人の顔のパーツは、犯人の顔を記憶した後で明らかになります。

つまり、一部のパーツだけ覚えても、自分が担当するパーツが覚えたパーツとは限らないんです。

人間の記憶力って、一部の特殊能力を持ってる人以外の普通の人だと、ものすごく適当なんですね。

基準として最初に輪郭から説明していき、後は時計回りに順に説明していきます。
犯人を見られる時間はたったの5秒ですので、順番が回ってくる間にどんどん記憶が薄れていきます。

いざ自分の番になったときに、犯人の顔を完璧に記憶していられるか。

目撃者A「鼻はあったはず。普通くらいの大きさで…」
目撃者B「目は離れてて大きさは普通くらい」

似顔絵探偵「普通って何やねん!」

といったやりとりが頻繁に起こります。
描いてる方は目撃者の証言どおりに描いてるわけですから、絵が下手だろうと「あんたの言ったとおりに描いたやん」と開き直れるのです。

どうですか?絵を描くのが苦手な人でも楽しめそうな気がするでしょ?

絵を描くのが得意な人も苦手な人も、子供も大人もお姉さんも一緒に楽しめるゲームに仕上がっていますので、今後遊ぶ機会があれば笑いながら楽しんでいただけたらと思います。

【似顔絵探偵】製品版は9月12日(土)の大阪ボードゲームフリーマーケットで販売予定です。