第56回大人のボードゲーム部 部活動報告

【日時】12月16日(金)19:00〜翌日6:00
【場所】大国町部室
【参加部員】
まえだ
かすみん
よーすけさん
たなやんさん
フさん
風呂陸さん
ディアスさん
あきたけさん
くまごろさん
ハイライフさん
宮城てんちょ
チェスターさん
戦闘員ディーさん←新入部員!


【練習したゲーム】

『デモンワーカー』

ゲムマ秋新作
ドラフトありのワーカープレイスメント
作者は『知ったか映画評論家』で一躍売れっ子ゲームデザイナーになった関西のボドゲシンデレラストーリーを爆進中の酢豚さんことSNEの黒田さん。
わしは遊んでないけど結構時間かかってた印象。
遊んだ人達からは高評価でワーカープレイスメント初心者にもおすすめらしいです。


『東京ハイウェイ』

ゲムマ秋新作
アブストラクトなバランスゲーム。
ボードゲームに慣れてる人だと浮かんだこないだろうアイデアとそれを形にするセンスが素晴らしい。
ゲームも面白いけど終了時の道路が複雑に絡んでる様子が芸術的でまさに首都高。
今回のゲムマで密かな注目作だったのも納得の作品。


『ギャンビット7』

クイズゲーム
普通のクイズゲームと違うのは、おそらく正解を知らないだろう数字の問題を知らなくても何となくの知識で回答カードに書き込んで、人数分の回答カードを数字が大きい順に並べる。
各プレイヤーは正解だと思う数字に自分のチップを賭ける。
つまり、答えを知らなくても問題なし。
選択肢を各自用意してその後に賭けるという二段階右の回答方式。
でたらめな数字を書いて嘘八百並べて誘導するのもあり。
抜群に面白い!


『フラワーガーデン』

同じ作者の『パッチワーク』とよく比較されるエッセン新作。
未プレイにつき評価出来ないけど猫チップが可愛いので高評価をつけよう。


『死ぬまでにピラミッド』

オインクゲームズのゲムマ秋新作。
今作もオインクらしい軽めのプレイ感のダイス、タイル配置ゲームです。
タイトルどおりピラミッドを完成させるのが目的じゃけど、ピラミッドを構成するパーツの中に「寿命」っていうのがあって、それが全部取られて無くなるとゲーム終了。
ピラミッドが上手く完成してなかったプレイヤーは責任を取らされて死ぬ。恐ろしい…
未プレイにつき評価出来ないけど、軽くて何度も遊べる良作っぽいです。
あといつものオインクゲームズのように見た目がオサレ。


『ガチャレット』

持主のハイライフさん曰く、「ゲームじゃない」
ソーシャルゲームで一度でも課金したことある、もしくは課金してなくても現在形でハマってる人はやってみてください。
これはゲームじゃなくシミュレーター、もしくは処方箋です。 
クソゲーとかそんなちゃちなもんじゃ断じてねえ!もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…!


『トレス』

倦怠期さんのゲムマ秋新作2人用アブストラク
自分の駒を相手の陣の外側に出すことで得点していく。
相手の駒の上に乗って動きを封じて自分の駒を有利に動かしたい。
ルールで面白いと思ったのは、自分の駒が全て相手の駒に乗られて動かすものが無くなったら勝ちってこと。
大量のナットが入って物理的に重いし、ナットって…と思ったけどシール貼って盤上に並べてみたらあら不思議。
オシャレなインテリアに見える。


『タワーチェス』

同じく倦怠期さんの作品
内容はここが詳しいです。
チェスを知らなくても動かし方さえ分かれば誰でも遊べる。
そして必要な要素は記憶力!
相手の駒の上に乗っかった後、何の駒だったか覚えてないとうっかり負けが連発する。でも、そこが面白い!


『キャプテンソナー』

多人数リアルタイム潜水艦ゲーム
という説明が全て。
このゲームで遊ぶなら4人対4人の8人プレイが絶対推奨!
相手のレーダーに補足されて逃げられない焦り、ミサイル発射のチャンスなのに発射装置がぶっ壊れてるとか、リアルタイムでゲームは進むので仲間との連携が大事。
8人おったら迷わずコレを遊ぼうと思うくらいに面白かった。


『ポンジスキーム』

変な響きのタイトルじゃけど、実際に起きた金融詐欺をテーマにした台湾産の交渉ゲームです。
出資してくれる企業を選んでお金を受け取るんじゃけど、受け取った額に応じた配当金を必ず払わないといけない。誰かが払えないと即座に脱落してゲーム終了。
数ターン後に必ず来る配当金支払いのためのお金を他の企業から受け取るという自転車操業、相手の所持金を読んでふっかける交渉、誰かが脱落するまで耐える洗面器ゲームで脳みそが痺れます。
1回やったらこんな苦しいゲーム2度とやりたくない!と思うけど時間が経つとまたやりたくなる不思議。
喉元過ぎれば何とやら。
たなやんさん曰く、どのゲームともプレイ感が異なるゲーム。


『スイーツスタック』

操られ人形館さんのゲムマ秋新作
未プレイにつき評価出来ないけど、テトリスっぽいゲームらしいです。


『そんな顔してどうしたの?』

表情豊かな動物の顔写真を人間が真似をする。
あざといけど、こんなの面白いに決まっとる。
ゲムマ秋「きれいなお姉さんと遊びたい部門」第一位


【スイーツ祭り】

ゲムマ新作が多く集まったのに未プレイが多かったのは、わしがずっとたい焼き焼いてたから。
今回のメインはたい焼きを焼くことなので目的は達成した。
たい焼きスキルが10ポイントくらい上がった。
フさん、くまごろさん、ディアスさん差し入れありがとうございました。


【感想】
2016年最後の大人部でした。
今年1年で方向性がさらにおかしなことになった気もするけど、肉や魚やスイーツ食べながら漫画読んだり電源ゲームやったりメガCivilizationやったり、おしゃべりしたり、たまにボードゲームで遊んだりと楽しい1年でした。
部員の皆様ありがとうございました。


【来年の目標】
第三次艦隊戦開催!
フル人数メガCivilization会開催!
ボードゲームで遊ぶ!

DDT本店新店舗に行ってきた

大阪の中津にDDT2号店「ボードゲームラボ」が出来て間もない頃に、DDT本店の移転の噂が出ておよそ3週間、以前あった場所から少しだけ南西に移動したDDT本店新店舗に行ってきました。

最寄り駅は地下鉄堺筋線長堀橋駅、徒歩5分と、以前から長堀橋から行っていたボードゲーマーにはより近くなりました。

【住所と地図】
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目13−1 竹田ビル1F


そして、新店舗の店長にはあの2人用ボードゲームの傑作トワイライトストラグルの自称日本一の腕前を持つオトさんが就任しました。


そんな感じの新DDTの様子を写真で紹介

入口風景
なんとなくギャラリーっぽい。以前の店舗はビルの9階で正直どこか入りにくい雰囲気があったのは否めないけど、新店舗は1階路面店になって入りやすさアップ。
仕事帰りのサラリーマンとか「お?ゲーム屋さんか?」って感じで入ってくれるかも。


入口から店内
カウンターにいるのが店長のオトさん。日本一若いボードゲームショップオーナーです。


販売用及び貸出用ゲーム。
DDT準拠なので他にはないラインナップは健在。
セール品もあって時々覗くとお宝があるかも。


プレイスペース
前の店舗と比べて販売用&貸出用ボードゲームを置いてるスペースとメインプレイスペースとで分けられてます。
席数は4人がけテーブル×4(テーブルを分ければもう少し人数対応出来るのかな)


ボードゲーム置いてるスペースに置いてる見覚えのあるテーブル
ここでも遊べます。


以前の店舗と比べて奥に長くなって広くなってます。
前のごちゃっとした雰囲気も嫌いじゃなかったけど、新店舗はより快適に商品を見たり遊んだり出来ると思います。

オープニングサービスで商品購入orプレイスペース利用でくじ引きをやっていて、これがまた太っ腹なモノが当たるので無くなる前に行くべし!

新店舗になってもDDTらしさは変わらず、頭おかしい(褒め言葉)商品ラインナップと楽しく遊べる場所でこれからもボードゲーマーが集まる空間になることでしょう。


オトくんの店長就任祝いに、こないだのゲームマーケット土産の『ヒラリアス・ストラグル』をプレゼントしました。
わしが持っとくより有効活用してくれるでしょう。
トランプvsヒラリーの大統領選をテーマにしたトワイライト・ストラグルオマージュゲームらしいので、興味がある人はオトさんに言って遊ばせてもらおう。

似顔絵探偵ガール

一週間後に控えたゲームマーケット2016秋で販売される『似顔絵探偵ガール』の製品版を原案者特権で先行入手したので、ジョイントゲームファクトリー版(以下ジョイント版)の似顔絵探偵との違いを見ていこうと思う。


【大きさ比較】


【厚み比較】

見てわかるように、大きさは半分以下になってとてもコンパクト。
カバンにも忍ばせやすくなってますね。


【内容物】

ルールブック、ペン、手配書、パーツカード、迷子カード
ジョイント版の犯人カードが迷子カードになってます。


【迷子カード】

不思議な雰囲気の女の子イラストが描かれたカードにはエンボスがかかっていて高級感があります(うらやましい)


【ジョイント版の犯人カードとの比較】

サイズはほぼ同じ。ジョイント版もカードに厚みがあって決して安っぽくないんですよ!←必死


【パーツカード】

統合、追加されてジョイント版とは異なってます。
服、靴というパーツカードが追加されてるので、顔だけじゃなく全身を記憶しないといけなくなってますね。


【手配書】

1番大きな違いは手配書かな。
ジョイント版は各パーツごとに3段階で評価して、それを頼りにかるた遊びが出来る第二ゲームを用意してたので評価項目の分サイズが大きいです。
ガール版は第二ゲームをカットしてるのでスッキリしてる印象。
お絵描きするには少し小さいかなと思ったけど、まあこれはメモ帳とかノートで代用も出来るので全く気にしなくてもいいです。


【感想】

まだ実際に遊んでないのですが面白さの本質は変わってません。
あやふやな記憶から個人個人の伝え方、言い回しで同じイラストを見てるのにこんなに表現が違うのか!というおかしさと、出来上がったイラストを見て皆で笑って、それをもとに正解のイラストを探し出す楽しさ。
ご家族や友達同士で楽しく遊べるパーティーゲームです。
今回のガールズ版もジョイント版もどっちも違ってどっちもいい

ゲームマーケット2016秋『YACO』さまのブースで見かけたら手に取って遊んでみてください。

学童ボ育へ行ってきた

今回は多数の子ども達と遊ぶときのコツと言うか、わしが普段気を付けていることを書こうと思います。
子どもと普段から遊んでる人には当たり前かもしれませんが。


【同時に出すゲームを絞る】
ゲームを教える人が少ない、もしくは1人とかの場合、持ち込みゲームを全部見えるところに出しておくと次から次へとやりたがって収集つかなくなる可能性があるので今遊ばないゲームはバッグの中にしまっておきましょう。

ゲームの種類ですが、同時に出すゲームにもバリエーションを持たせたら、今遊んでるゲームが終わったらそっちをやってみたいと思われることが多いです。

例えば
・短時間で終わり繰り返し遊べるゲーム
・3人〜4人で考えながら遊べる30分程度のゲーム
・多人数で遊べるパーティーゲーム
・人数合わせに二人用ゲーム


【子どもの性格を掴む】
これは何となく直感でやってますが、子どもの性格によってゲームでの対応も変えてます。
言動やこちらに対する態度によって距離感を変えて上手く付き合っていけばゲームを楽しく遊べます。
話をするより1回ゲームを遊んだほうが、その子の性格がわかることもあるんです。
自然と会話が出来る協力ゲームとか、物語を紡ぐゲーム、インスピレーションが必要なゲームなどを遊ぶと子どもの性格がよく出ます。


【ゲームを大切に扱うことと片付けと挨拶】
これは毎回口を酸っぱくして言ってるけど、ゲームに使うボードやカードや駒は大事に扱わないと破損させたら遊べなくなるってこと、遊んだ後はみんなで片付けと、一緒に遊んだみんなに「ありがとうございました」を言うことは徹底させてます。
出来ない子は次のゲームを遊ばせないってくらい厳しく言ってる。
娘の行ってる学童の保護者会でのミニゲーム会(学童ボ育)では1年半以上ずっと言ってきてるので、言わなくても自然とやってくれる子が増えてきました。
最近はこっちが言わなくても、年長の子が年下の子に「カードは優しく持ってな」とか言ってくれるようになって嬉しい限りです。


ルール説明のコツとか、遊んでる最中の注意点とか、ゲーム以前のマナーとか一朝一夕には出来ないことも色々あるけど、1番大切なのは自分が楽しんで、相手に楽しんでもらうにはどうしたらいいかを考えて行動することだと思ってます。

出張ボードゲーム子育て広場in長居公園

毎年11月23日の勤労感謝の日東日本大震災(今年は熊本地震も)の被災障害者支援のためのお祭りをやってて、長居公園での開催は今年で4回目となります。
主催がうちの職場ということで、わしは職権濫用して毎年ブースを1つ使って遊びに来てくれた親子を対象にボードゲームコーナーをやってるんですね。

去年は天候に恵まれなかったけど、今年は雨は問題なかった代わりにめちゃくちゃ寒くて、屋外で寒さがしのげない上に寒風が吹いてカードは飛ぶし、アナログゲームをやるにはキツい環境でした。

それでも毎年楽しみにしてくれてる親子や見たことないゲームに興味津々な子供たちの顔を見たらがんばれる!と気合を入れて和服で寒さに震えながら1日対応してました。

今回持って行ったゲームは30分以内に終わって、ルール説明が1分以内に出来て、見た目がキャッチーなものを選びました。
屋外で、しかもボードゲーム知らない人相手に長ったらしい説明が必要なゲームは向いてない。
ちょっと立ち止まって触れるゲームということで今回のメインはこれ↓

『スパイラル・ビリヤード』

オシャレなカフェに置いてても違和感のない素敵デザインのおフランス製おはじきゲーム。
高得点を出せたらお菓子プレゼントにしたので、ちびっこが何人も挑戦しに来てくれました。


『バティーク』

これもルール簡単で3歳くらいから遊べるので、この手のイベントには欠かせない。
ギガミック製品は木製コンポーネントが素晴らしい。


その他色々遊ばれてた写真


スパイラル・ビリヤードとバティークの食い付きは抜群に良かったけど、ボードゲームに慣れてない子は、それ以外のゲームを見えるところに置いててもあまり興味を示さず。
まあ、営利目的じゃなく呼び込みとかも一切してないのでこんなもんかな。
大人と子どもが一緒に変わったゲームを楽しそうに遊んでると見られただけでOK
今日遊んだゲームを忘れずにいてくれたら、また来年もしかしたら遊びに来てくれるかもしれん。

(無理やり)手伝ってくれたあきたけさん、Rioさん、遊びに来てくれた知り合いの方や初めて遊んでくれた親子の皆さん、寒い中ありがとうございました。
また来年もやるので遊びにきてください。

学童ボ育へ行ってきた

仕事の関係で学童の保護者会のタイミングが合わず、前回から約2ヶ月ぶりの学童ボ育に行ってきました。

前回、もしかしたらもうボードゲーム嫌いになったかもしれないと思ってたS君でしたが、わしを見かけるとすぐに「ゲームやろう!」と言ってくれたのは嬉しかった。

今回の子供たちはわりとゲーム慣れしてる子ばかりだったので、慣れてるゲームをうちの娘に任せて、わしはS君とゲーム慣れしてない子のサポートをすることにした。

バオバブ

カードをバオバブの木の枝や葉に見立てて、土台である幹の上にどんどん積んでいくアクションカードゲーム。
カードには様々な動物が描かれていて、それぞれ置き方が異なる。
枝…好きなように置ける
花…角を1つはみ出すようにして置く
サル…角を2つはみ出すようにして置く
コウモリ…目をつぶって置く
鳥…フリスビーーのように投げる
蛇…カードとカードの間に挟む
蜂…好きなように置けるが、このカードの上に動物カードは置けない
豹…10センチ以上上から落とす
カメレオン…一つ前に置いたカードと同じ置き方をする

自分の番が来たら全員同じ枚数に分けた自分の山札から3枚引いて、その3枚をバオバブの幹に置く。
ただし、上でも書いたように動物によって置き方は異なる。
崩してしまったらそのカードは引き取ってマイナス点。
誰かが山札を全部置ききったらゲーム終了。
マイナス点の少ない人の勝ち(残ってる山札はマイナス)

このゲーム、未就学児や小学1年生のちびっこに特におすすめ。
理由は
・カードを3枚引いて3枚置くだけの簡単ルール
・動物カードのアクションによって飽きにくい
・意外と崩れにくい
・途中脱落がない
必要なのはゲームを遊ぶ上での大前提「順番を守る」ことと「説明を聞く」の2点。
上の2つのことが出来るようになったら、バオバブだけじゃなくいろんなゲームを楽しむことが出来ます。
今回、S君はしっかりわしの説明を聞いて、順番を守って遊んでくれました。
結果はなんと1番!
自分の力で1番になれたことでとても喜んでました。
ただ、喜ぶだけじゃなく一緒に遊んでくれた友達に「ありがとうございました」と言うのを忘れずに!とそこは厳しく言った。


他に遊んだのはいつもの定番ゲーム

『おばけキャッチ』

子供の順応性はすごい!やればやるほど強くなるので何回も繰り返し遊んでました。


『ハンズ』

8人まで遊べるので重宝するパーティーゲーム


『エガッタ』

ミッケみたいな絵探し。
「エガッタ!」って言うのが恥ずかしい子がいたりして新鮮な反応。


おばけ屋敷の宝石ハンター』

いつもはノーマルゲームじゃけど、今回は自分たちで追加の通行止めカード入れて難易度上げて遊んでた。
いつもは通れる扉が通れなくなることでキャーキャー言いながら盛り上がってた。

第55回 大人のボードゲーム部 部活動報告

【日時】11月11日(金)20:00〜翌日6:00
【場所】大国町部室
【参加部員】
まえだ
ねこぼん
かすみん
よーすけさん
たなやんさん
ディアスさん
宮城てんちょ
フさん

【本日の食べられるコンポーネント


サゴシ!!

第一回大人のボードゲーム部から付き合いのある旦那こと旦那が釣ってきてくれたサゴシを美味しく頂きました。調理してくれたのは旦那の嫁のかすみん。

この一年でボードゲーマーからアングラーにジョブチェンジした旦那の見た目は完全に海の男って感じでした。

山梨のちくわさんが主催する「BGの集い」に対抗出来るのは日本全国にあるゲーム会の中でうちだけじゃと思ってる。負けぬぞ!←何が?


【練習したゲーム】

『トランプ・ザ・ゲーム』

某メディアがメビウスゲームズに詳細を問い合わせたという噂もある、ボードゲーム興味無い人達から今1番注目を浴びてるゲーム。
若い頃のトランプ大統領が微笑んでる地雷臭のするパッケージ。
こんな危険そうなゲーム、よっぽどトランプマニアじゃないと買わんじゃろ。

ボードも紙幣もパッケージと同じく自分大好きトランプの写真満載じゃけど、意外とちゃんと遊べる不動産売買ゲームです。
ルールブックにも書いてあるようにトランプカードが勝敗を分ける要素ではあるけど、不動産の競りや交渉でいかに手持ち資金をやり繰りしていくかが重要になります。
交渉はかなり自由で人を選びそうじゃけど、パッケージほどダメなゲームじゃなく90分楽しく遊べるゲームになってます。
どこかで見かけたら話のネタに遊んでみても損はないと思います。


『大どろぼうとズルい騎士』

大阪でボードゲーム制作、販売をしている「COLON ARC」さんの2016年ゲームマーケット秋新作カードゲーム。
前作の『バルーンチャレンジ』と同じく、かわさきみなさんがアートを担当しています。

簡単ルールで悩ましいと書くと安っぽくなるけど、そうとしか言えない悩ましさ。

プレイヤーは1〜16までの共通のカードを持って、そのうち5枚を手札にする。
さらに5枚の中から2枚を選んで自分の前に出したら準備完了。
出した2枚の合計数が高い人からスタート。
それぞれの前に出されたカードの中から好きなところに残りの3枚の手札のうち1枚を出す。
出せるのは場に出されたカードと同じかそれより低い数字のカードだけで、出したカードの合計が場のカードの数字を超えなければ先にカードを出されていてもその上に出せる。
複数枚カードが置かれていたら最後に出したプレイヤーが場のカードを取る権利がある。
出せないカードはその数字がそのままマイナス点になる。
これを3ラウンド繰り返して取ったカードの合計数が多いプレイヤーの勝ち。

文章で説明を書くとややこしく感じるけど、やることは場に出てるカードをの上に自分のカードを出すだけ。簡単じゃけどとても悩ましい!
誰が何を出したか覚えてたら少し少し有利になるかも。
2枚の合計数が高い人からスタートってのが効いていて、一手差で出せないカードが出てきたり、最後の1を置けたりと短時間で遊べるのにそこにドラマがある!
テーマのズルい騎士ってのは、大どろぼうに盗まれた物を後から見つけたプレイヤーが横取りすることから。
短時間でサクっと終わるので何回でも遊びたくなる良作です。


【魚ット】

魚釣りをテーマにしたお手軽バッティングゲーム。
子供を対象としてるだけあってルールは簡単。
3つある漁場のうち1つを選んで1〜5の手札から1枚選んで出す。
同じ漁場でバッティングしたら何も捕れない。『ハゲタカのえじき』のような漁夫の利も無し。
5ラウンドやって獲得した魚の合計数が1番高いプレイヤーの勝ち。
…これは子供向けとは言ってもちょっと悩みどころがなさ過ぎる。
『ハゲタカ』のマイナス点を取りたくない緊張感みたいなのも無いし、バッティングしても漁夫の利が無いから単純な数字比べだけになってる。


『毒とワインとゴブレット』

ゴブレットの造形が素晴らしい!と言うか、これが無いと平凡な心理戦ゲームで終わりそう。
ゲームの雰囲気を盛り上げる大事なアイテムになってる。
順番に好きなゴブレットにワインか毒か解毒のトークンを入れていき、自分のターゲットを毒で殺すことを目的にする。
それだけだと単純じゃけど、手番には2アクション出来て、ゴブレットを回してずらしたり、誰かと入れ替えたりしてどこに何が入ってるのか分からなくする。
誰かが自分のワイントークンを全部消費したら(注いだら)「さて、そろそろ乾杯しますか?」の合図で、全員が1回ずつアクションをして乾杯。
中に入ってる毒トークンの数が解毒トークンを上回っていたら死亡。
ターゲットを殺す、生き残る、ワインを1番多く飲むのいずれかを達成したら得点。
キャラクターごとに特性があって繰り返しプレイもOK


【感想】

今回はトランプ・ザ・ゲームを絶対遊ぶのを目的にしたせいで参加人数少なめでした。
くそう、トランプめ…

同時に読書の秋ということで漫画座談会やりました。
他の漫画の印象が薄れるくらい強烈なインパクトだったのが50年前の漫画雑誌。これは博物館に寄贈するレベルのブツじゃないか?


次回は12月16日(金)の夜、ゲームマーケット後の週で、今年最後の部活動になります。
鍋とたい焼きやります。