ちんあなごっこ
ゲームマーケット非公認レポーターのわしが勝手にゲムマ作品をレポートします。
『ちんあなごっこ』は今年のゲームマーケット神戸で販売された、高天原ぺけさんの狂気が凝縮されたぺけワールド全開の変態ゲームに見えますが、中身はわりとオーソドックスなバッティングカードゲームです。
プレイヤーはちんあなご水族館を作るために(この時点でおかしい)世界中の海でいろいろなちんあなご?を密漁するハンターです。
自分の代わりに海に潜ったり釣ったり(ちんあなごって釣れるんか?)してくれる忠実な3匹の下僕に命令してちんあなご?をゲットしていきます。
ゲーム中は親(海の監視員)と子(ハンター=その他のプレイヤー)による読み合い腹の探り合いがメインです。
3匹の下僕がいる3つの海(列)でちんあなご?をより多くゲットするのがプレイヤーの目的になります。
子は今回密漁に出てもらう下僕を手札の3匹の中から1匹選んで伏せて出します。
親は今回のラウンドで密漁している下僕のどれかを監視して密漁出来なくさせます。
一斉に出したカードをオープンして、監視から逃れた下僕を出したプレイヤーは順にちんあなご?をゲットしてきます。
だんだんルール説明が面倒くさくなってきた。
より詳しくてわかりやすいルールはこことかここに書いてあるのでこんなところ読むヒマがあったらそっちを見ましょう。
【遊んだ感想】
見た目がキャッチーな可愛らしいゆるめのバッティングゲームです。
このゲーム、子同士でバッティングしても問題なくちんあなご?をゲット出来るので読むのは親の心理です。
親はトップのプレイヤーとバッティングするように動きたいのでそこらへんの駆け引きが面白さのポイントです。
後半の深い海に行くと高得点のちんあなご?がうじゃうじゃいるので逆転のチャンスではあるんじゃけど、次にゲットしたちんあなご?がペナルティーになるサメマーク付きのカードも出てくるので、どの列を狙うかが悩みどころになります。
ちんあなご?を取る順番も重要で、ラッキーな大量得点もあれば思いがけない大失点の危険もあるし最後まで気が抜けない。
設定は突っ込みどころ満載じゃけど、見た目も可愛らしくゲーム初心者でも楽しめる軽いバッティングゲームです。
関西で遊ぶ場合は狂気のぺけワールドのせいでルール説明の時点で突っ込みが絶え間なく入るのでなかなかゲーム開始出来ないのが欠点です。