第33回大人のボードゲーム部 部活動報告


【日時】11月28日(金)21:00〜翌朝6:00

【場所】大国町部室

【参加部員】
まえだ
よーすけ
かすみん
風呂陸
宮野
和泉
わと

【練習したゲーム】

『ごいた』

今や、かなりの市民権を得て認知度も高まってきた感のある能登の伝統遊戯。
4人専用ゲームという制限があるけど、タッグパートナーとの意思疎通が出来て勝てたときの嬉しさは格別。
デザートスプーン店長加藤さん曰く、能登のおっちゃん達はごいた駒は買うんじゃなく、自分で作ってそれを使い続けるもんらしい。
竹製ごいたを触ると、自分専用のごいた駒が欲しくなる。わしも近々作ってみるか。
勝負は風呂陸さんのチート配牌が炸裂して大差で負けた。


ジョジョキング(マネキング)」

ちゃがちゃがゲームズのとっちーさん作『マネキング』を、ルールはそのままにジョジョ立ちと有名なセリフに置き換えて遊ぶ。
ジョジョを知ってる人と遊べば、ポーズとセリフがチグハグであまりのアホさに笑えてくる。
遊んでみてわかったことじゃけど、これ微妙な判定のときは審判が欲しいな。
もちろん、正規品のマネキングもルール簡単ですぐ遊べて盛り上がるナイスパーティーゲームです。


「フラワーフォール」

よーすけさんがゲーム会に行く時には必ず持参するカードアクションゲーム。
目線の高さからカードを落として道を繋いで、より多くクローバーを獲得した人の勝ちという単純明快なルール。
やってみたらわかるけど、案外狙ったところにカードが落なくて得点に繋がりにくい。
シンプルで楽しい。


「Win loss or Banana」

何故かよーすけさんのフラワーフォールの中に入ってた謎のゲーム。
恒例のスーパー風呂陸解析によりルールが判明したので遊んでみることに。

・・・クソゲーでした。ありがとうございました。
これやるくらいならジャンケンやったほうがマシ。


「くだものあつめ」

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの福井のボードゲーム制作チーム『ちゃがちゃがゲームズ』のうずまきスイッチことJun1sさんのゲームマーケット2014秋の新作。
マンカラベースということで、基本システムは確かにマンカラです。
でも、そこはJun1sさん。子供と楽しく遊べるような工夫が随所に見られます。
まず、マンカラは対戦ゲームで相手の石を取るのが目的になってますが(基本ルールしか遊んだことない)くだものあつめは各自自分のマンカラで好きなだけマンカラアクションが出来ます。実に平和な作り。
マンカラで言うところの連続手番も、もちろんあります。「サルアクション発動!」
新しい畑カードが4枚見えてる内の2枚しか買えないというジレンマ。そして次に買えるようになる2枚が見えてるのも悩ましい。
自分と相手の畑をにらめっこしながら、いかに効率よく畑を買うか考えるのがとても楽しいゲームです。


「ヒュペルボレア」

フィギュアを使うシミュレーションゲーム
各自の行動を決める6色のキューブを上手く回していくデッキ構築ならぬキューブ構築が楽しい。
見た目通り、色々な要素が複雑に絡み合ってて点数獲得手段も多岐にわたる。
最初のプレイはお試しってことでショートルールだったけど、それでも2時間くらいはかかったかな。
でも、繰り返し何回も遊んでみたいと思える魅力溢れる重ゲーです。


「萌ろーぐ(かたろーぐ)」

わしらがヒュペルボレアやっとる間に来た宮野さんとわとさんが、萌札っていうゲームを使って互いの好みの子を晒しながらギャーギャー言いながら遊んでた。
かたろーぐの良さはまさにテーマが無限大ってところじゃろう。
相手のことをもっと知りたいと思ったときに『かたろーぐ』があれば、遊びながら楽しく自然に知ることができます。


「おさわり人狼

ベストアイデア賞どころか、わしが審査員ならゲームマーケット大賞を本気であげたいくらい最高のコミュニケーションゲームじゃと思う。
もし、一緒に遊ぶ相手の中に意中の子がいて自分もしくは相手が人狼だったなら・・・
普段女子と目も合わせられないシャイなボーイが女子と一緒に遊ぶことになったなら・・・
こんなにワクワクドキドキのゲームは他に無いじゃろう!
議論の時間に、触られた角度や感触について根拠のない話し合いをするのもアホで良い。
男女一緒に遊ぶ機会のある人は、是非遊んでみてほしい。


「エッセン・ザ・ゲーム」

毎年ドイツのエッセン市で行われる、世界最大のボードゲームショー「Spiel」をテーマにしたセットコレクションゲーム。
とにかくデカいメインボードに、去年のSpielで売り出されていたゲームが実名!で並ぶ。
プレイヤーは客となって、金がある限りゲームを買いまくる。
自分の欲しいゲームリストや、人気ゲームの傾向などがあって、目当てのゲームを買うと幸福度(勝利点)を稼げる。
ゲームはアクションポイント制で進み、移動したり試遊をすればアクションが減っていき、さらにゲームを買うことで幸福度は上がるけど、荷物が増えてアクションを行える回数が減っていき、だんだん動きにくくなってくる。
そうなると一旦会場から出て駐車場に止めてあるマイカーにゲームを降ろしてから、再び会場に向かおう。足取りも軽やかに。

実際にエッセンに行ったことが無いけえ、このゲームがどこまで再現されてるのかはわからんけど、ボードゲームを買いまくるってのはボードゲーマーにとってこの上ない喜びじゃろう。
ただ、最大人数の5人で遊ぶと他人のアクションの待ち時間が結構長くなるのが気になった。
3〜4人で遊ぶのがベストなんかな。

今回は風呂陸さんがぶっちぎりでトップ。他の人が両手にゲーム抱えて身動き取りにくくなってるところを、早々に駐車場に行ってゲームを車に積んでATMで金下ろして、手当たり次第ゲームを買っていく剛腕プレー。

これで予習をして、いつかエッセンに行けたらいいな〜

あ、大事なこと書くの忘れてた。
ゲームは実名なんじゃけど、ジャンルが明らかにおかしいのが何点かあった。
クロキノールがカードゲームになってたり、コンコルディアがダイスゲーになってたりw
ゲームバランスを考えてのことなんかもしらんけど、これは作者から文句言われるぞw


【感想】
今回は少し控えめな人数で、がっつり重量級のゲームを遊べて良かった。
最近は軽いゲームばっかりだっけえな〜
『萌札』でみんな趣向を披露していったのが1番盛り上がったポイントっていうのが、大人のボードゲーム部じゃな〜っと思ったり。

参加部員の皆様、お疲れ様でした。
また次回もよろしくお願いします。