第28回 大人のボードゲーム部 部活動報告

【日時】5月23日(金)19:00〜翌6:00

【参加部員】

まえだ
旦那
かすみん
いっちゃそ
西さん
ワッツさん
わとさん
キタラさん
風呂陸さん
ダルニさん(新入部員!)

【練習したゲーム】

フィヨルド

早くに来てくれたダルニさんとタイマン。
ルール説明簡単、プレイ時間20分程で軽い、のに考えるところはしっかりあるという良作。
前半後半でゲーム性が変わるのも面白い。
絶版なのが残念。


「エルタイルズ」

同じくダルニさんと2人で。
うちの部員は時間決めてても、時間どおりに来ることは稀。
まったくもってけしからん!部活と仕事、どっちが大事じゃと思っとるのか!

エルタイルズは大阪が誇るボードゲーム職人のかぶけんさん渾身の力作。
最近よくプレイしてるけど、これが面白い!
序盤は手を広げすぎないように陣地をキープしつつ適度に相手を邪魔して、ラスト5ターンくらいは相手の陣地を邪魔する余裕がなくなって自分の得点稼ぐので一杯一杯になる。
ままならん!でも面白い!


「ペルガモン」

ペルガモン遺跡を発掘して出土品をミュージアムに展示して入場者数を競うゲーム。

なんとなく気にはなってたけど、今まで遊ぶ機会がなくて今回ダルニさんが持って来てくれて初プレイ。

詳しい説明をしたら長くなるので感想だけじゃけど、これはシステムとテーマが見事に馴染んで最高にハイってやつだぜ!

発掘費用の入札→発掘→出展→価値が高いと多く客が来る→(゚д゚)ウマー
という流れが自然で、考えどころも他プレイヤーとの絡みもあって楽しめる。
勝ったからってわけじゃないけど、これは良いゲーム。


「宝石の煌き」

今回わしはやってないけど、旦那、かすみん、ワッツさん、キタラさんの4人で4ゲームくらい回してたw

煌けた人は幸せな気持ちになり、煌けなかった人は心が暗く濁っていくカオスなゲーム。
ドイツゲーム大賞候補作。


「シュネッケンレンネン」

西さんが持って来てくれた、かたつむりのレースをテーマしたカードゲーム。

同じ色を5枚自分の場に出すか、ターボカードっていう特殊カードを出すとゴールしたことになり、他のプレイヤーのゴールしてない同じ色を1枚ずつ奪えるのが、このゲームの特徴なのかな。

テーマがぴんとこなくて、5人で遊ぶと「もう終わり?」ってくらいあっさり終わった印象。


「センコウハナビシ」

一足先に夏の終わりが感じられるバランスゲーム。

美しいコンポーネントと、真ん中の火の玉がポトっと落ちるギミックが本当に線香花火みたいで良い。
あんまりガツガツやるゲームじゃなくて、雰囲気を味わうタイプのゲームじゃけど、落としたときの喪失感は、周りのため息とともに「夏は終わりか・・・」と思わせる。まだ始まってもないけど。


「マッチボール」

ここ最近のヘビーローテーションゲーム。
ぱっと見てどんなゲームかわかるキャッチーなコンポーネントと、実際に遊んだときの意外な難しさで大人も子供もすぐに夢中になれる。
じゃけど、これをドイツゲームと言っていいものか?


「クモの親子のゲーム(正式名称不明)」

わとさんが持って来てくれたHABAの子供向けバランスゲーム。
ゴムに挟まれたお母さん蜘蛛の上に子蜘蛛(ダニに見えるけど蜘蛛らしい)を乗せていき、お母さんを落とした人の負けっていうだけの頭使わなくていいゲーム。

ゴムの力が意外に強くて箱が変形してたけど仕様らしい。
疲れた頭を癒す脱力系ゲームじゃね。


「オートモービル」

マーティン・ウォレス(ワレス)のアメリ自動車産業発展をテーマにした経済ゲーム。
ずっと遊びたかったのを風呂陸さんが持って来てくれた。

風呂陸さんのルール説明と、いっちゃんの解説でわかりやすく遊べた。

借金をして苦しい展開のゲームで有名なワレスじゃけど、このゲームはそこまで借金はしない代わりに利益を出すのがとても難しい!
その時代に合った車を作って販売していかないと、時代遅れになった車工場はどんどん負債が増えていく。

工場作って車作って売って、出た利益で新しい工場作って(繰り返し)
やりたいことは多いのに手番で出来ることは3つっていう縛りもキツいけど面白い。

豪華なコンポーネントと魅力的なテーマ、それに合ったシステムが最高に苦しくて楽しい時間を与えてくれる。
そこそこ時間はかかるけどまた遊びたい!次はもっと上手く出来るはず!「自動車王にわしはなりたい!」


ユーフォリア

ディストピア(仮の幸せな世界)がテーマのブラックユーモア溢れるステキゲーム。
キックスターター版の豪華コンポーネントが良い!

システムはワーカープレイスメントじゃけど、ワーカーを置ける場所は先に置いてるワーカーを押し出せたりして割となんとかなるので苦しい展開にはならないのも個人的に気に入ってる。遊んでてギスギスせんけえね。

このゲームはテーマに好き嫌いあると思うけど、わしはスゲェ好きで所々に溢れるバカさ加減が最高だと思う。

疲れと眠たさがピークな部員がいたので残念ながら途中で終わらしたけど、またやりたいな〜。
2.5時間付き合ってくれる人募集。


「アイム・ザ・ボス」

結構古いゲームで、交渉ゲームの皮を被ったバカゲー

各自決まった色のマフィアのボスになって、モノポリーの様なボード上をダイス振って進める。

マス目には報酬と貰える人数や色が決まっていて、止まった人がボスになって、人選や分け前を決めることが出来る。
交渉は自由で、金額要求したり無理やりな難癖つけて決まってた相手を外そうとしたり醜い争奪戦が繰り広げられる。

このゲームがバカゲーなのは協力無比なアクションカードにあって、例えばタイトルにもなってる「アイムザボスカード」は交渉が始まったマスのボスの座を奪えたり(強力!)
無理やり旅行に行かせて交渉に参加出来なくさせる「旅行カード」やそれらの効果を無しにする「ストップカード」等々。
交渉が始まったら、手持ちカードを駆使して何とか利益を得ようとみんな必死。

わし(アイムザボス)「みんな知らんかったと思うけど、わし今からボスの座についたけえよろしく」
風呂陸さん(ストップ)「いや、それは夢でも見てたんでしょう」
わとさん(旅行)「そういや西さん旅行中だったよね〜」
西さん(ストップ)「いやいや行こうと思ってたけどキャンセルしたから」

みたいな、なりきり会話を交えて遊ぶと面白さ倍増。
面白さはプレイヤー依存なところがあるけど、深夜の妙なテンションの高さでとても盛り上がった。

【感想】

新入部員として、東大阪で「ほっとゲーム会」を主催している『ノートルダムの伝道師』ことダルニさんが来てくれました。
ノートルダム持参して。

残念ながらノートルダムは出来なかったけど、また次回プレイ出来るのを楽しみにしています。

だんな、酔っ払いながらも来てくれてありがとう。
かすみんもいっちゃんも次の日仕事とか用事あったのに来てくれてありがとう。
西さん、わっつさん久久に来てくれてありがとう。
わとさん、キタラさん、風呂陸さん、前回に続き参加してくれてありがとう。

部員のみんなのおかげで楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございますヽ(;▽;)ノ

アイムザボス!(わしが部長じゃけえ!)