ジョイント ボーードゲームの集いに行ってきた!

【日時】5月25日(日)9:30〜21:30

ボードゲーム業界は週末に控えたゲームマーケット2014春の話題で持ちきりじゃけど、行かないわしはそれには触れずにジョイント ゲーム会のレポート等を書く。

ジョイントとは関係ないけど、ここ最近のヤフオクの異次元価格にはビックリするね。
ボードゲームは超人気作以外はすぐ絶版になって入手困難になるので欲しい気持ちはわかるけど、よ〜く考えてみ?元は数千円のゲームに1万円以上出す異常さを。
しかも高い金払って手に入れたゲームを遊ばずに積むとか愚の骨頂!
コレクション?そんなもん、ボードゲームに興味ない家族にしてみたらゴミ同然。
遺言残さずに死んだらリサイクルショップに二束三文でまとめ売りされるのがオチです。

つまり何が言いたいかと言うと、わしが欲しいゲームがアホみたいに高騰するので勘弁してくださいm(_ _)m

そんなこんなで、大阪の僻地の寝屋川ジョイント ボーードゲームの集いに行ってきた。

【遊んだゲーム】

「ザ・ボス」

よっしー持参のギャングの抗争をテーマにした心理戦が熱いゲーム。
舞台は ニューヨーク(黒)シカゴ(赤)ボストン(黄)
デトロイト( 青)カンザス(茶)シンシナティ(白)メンフィス(紫)フィラデルフィア(緑)の8色のカードになってて、それぞれの街で覇権争いをする。
最初にそれぞれの街に対応した色のカードを1枚裏向きに伏せておいて、残りのカードをプレイヤーに配る。
伏せたカードがその街を支配したプレイヤーの運命になる。
例えば莫大な金であったり、時には怪我して入院や監獄にぶち込まれたり。
手番には手札からカードを1枚出して、対応する街に表向きに置き、置いた街以外の街に手下を派遣する。
カードは自分が知る情報ではあるけど、裏面はそれぞれの街の色になってて、誰がどの街のカードを持ってるか一目瞭然。
相手の思考、思惑を読んで、どこの街を牛耳るか、この駆け引きが熱すぎる!


「アブルクセン」

一部でニムトを超えたと噂のある、かなり評判の高いカードゲーム。
このカードに描かれた犬か狐かよくわからん奴がアブルクセンなのか?
ゲームの内容はこっちに詳しく書かれとるけえ省くとして、噂どおり楽しいゲームだった。
1ラウンドだと運ゲーじゃし、5ラウンドは長すぎる。
3ラウンドくらいがちょうどいいんじゃないかな。


「ワードウルフ」

スマートフォンアプリで、コンポーネントは何も使わないゲーム。喋りだけ。
昼飯食ってるときにおーつぼさんが始めたんじゃけど、これが面白い!
人狼とは別物じゃけど、人狼よりはるかに手軽に遊べる。

それぞれにキーワードが与えられて、一人だけジャンルは近いけど他のみんなとは違うワードが与えられる。
例えば今回は「和歌山」「和歌山」「和歌山」「大阪」って具合に。
実はわしが大阪だったんじゃけど、だれかが「何使って行く?」とか言い出すけえ、はあ?何使って行くも何もすでにここ(大阪)におるじゃん。って思ったら他のみんなが車とか電車とか言い出すけえ気付くわけよね。わしが他とは違うんじゃね?って。
自分が少数派かどうかわからんけえ、最初に言い出すのが少し怖いというか抵抗あるけど、会話だけのゲームじゃけえ食事中に出来るのはいいね。楽しかった。


『ジョイント スピードキング決定戦』
大人の参加者が増えてご機嫌なおーつぼさんが急遽企画したゲーム大会。
その名の通り反射神経が要求される3ゲームで得点を競う。
主催者含め8人くらい参加。

「ジャングルスピード」

「スポットイット」

「ハリガリ

とりあえず結果はカルカソンヌ女王ことミキティの優勝。

臨月のハンデをものともせず、テーブルにお腹をぶつけても勝ちに行く姿勢を見て、母親って強いんじゃなと感心しました。
おめでとう、ミキティ
優勝賞品あげるのが惜しくて自分も参加して優勝するつもりだったセコい主催者の人、残念でした〜ざまーみろ〜。


「ティキトップル」

久々のプレイ。これは安定の面白さ。
わし以外みんな初プレイだったみたいじゃけど楽しんでもらえたかな?インスト勝ちしてしもうたけど。

「すきもの」

もはや説明不要なくらいゲーム会で毎回遊んでる日本全国茶器探しの旅ゲーム。
順当に稼いでわしの勝ち。
50両稼いだら終了って条件が少し物足りんくなってきた。
なんか上級ルールみたいなの考えようかな。でも誰も遊んでくれんようになるか・・・


「クルード」

結構古い歴史のあるゲームらしい。
トイザらスでよく売ってるのを見たことあるけど、遊ぶのは初めて。
プレイヤーが持つ手札から推理して「誰が」「どこで」「何の凶器を使って」を当てるゲーム。
用紙の記入の仕方を適当にしたせいか、誰がどのカードを持ってるかワケわからんくなってきて最後はヤマ勘で答えるも虚しく外れ。
移動と特殊カードのルールは蛇足のような気がするけど、古いゲームのわりに楽しめた。
コナン君なら「あれあれ〜?」とか言いながら3ラウンドくらいで終わらせるんじゃろうな。

「タラット」

将棋を簡単にしたような3人用アブストラクト。
黒、白、灰色の陣営に別れて、それぞれ2つの陣営を同時に相手にする2面打ちが楽しい。
3種類の高さ(高・中・低)の3種類の形(六角形・四角形・三角形)のコマがあって、強さが異なる。
1番背の高い六角形のコマが最強で、1番背の低い三角形のコマが最弱。
基本は前方か斜め前に移動して(後退は出来ない)移動した所にコマがあれば、そのコマの一段階弱いコマなら取れる。
例えば、同じ高さで角が少ないコマや1つ背の低いコマは取れるけど、背の高いコマは背の低いコマを取ることが出来ない。
じゃけど「ダビデゴリアテルール」ってのがあって、最弱の三角形は最強の六角形のコマに勝てる。

配置のときからゲームは始まってて、相手のコマを見て優位なコマを置いていきたいとこじゃけど、この段階で2面打ちをやっとるけえ、どっちにも強い配置ってのにはならない。
攻めるところと捨てるところを考えないと勝つのは難しい。頭使う。

「マッチボール」

いつもの。楽しい。
いちいちサイコロ振るの面倒くさいけえ、1投目は1、2投目は2って感じでやるとスピーディになった。
これでいいのだ。


【他、遊ばれてたゲーム】
「トゥモロー」

「犯人は踊る」

「ピッチカー ミニ」

コロレット

メディナ

「ルイス・クラーク探検隊」

「王と枢機卿

「ウボンゴ3D」

「ナイフのやつ」

イスタンブール

メディチ


【感想】

前月に引き続き、今月も大人の参加者いっぱいで、おーつぼさんのニヤケ顔が止まらなかったような気がした。
人数増えれば遊べるゲームの選択肢も増えるし、新しい交流も生まれるし大変喜ばしい。
ただ、ジョイント特有のバカ騒ぎのノリについてこれる人が新しく来てくれた人の中に何人おるか疑問ではあるけど。

今回、初参加の女性が来てくれたのは嬉しかったね。
ボードゲーム研究室!のヨシダさんが主催してる「くさつゲーム会」でお会いして、ツイッターでやりとりはしてたけど、社交辞令的なものかもしれんという不安はあったり。
残念ながらタイミングが合わずに同席出来なかったけど、楽しんでくれたかな?また来てくれるかな?

あとは、ジョイントの紅一点、カルカソンヌ女王ことミキティが出産と育児のため今回でジョイント及びファミーリエを一旦休止することになりました。

ミキティには初めてファミーリエに参加したとき「村の人生」で優しい言葉とは裏腹に厳しい攻めを見せてもらってから、人は見かけによらんもんじゃなということを教わりました。

ミキティがいつもいたから、辛く厳しいジョイントやファミーリエの中でも、わしはがんばって耐えて来れたんだと思う。

これからお母さんになるという試練が待ってるけど、ミキティの勝負強さと最後まで諦めない心があれば、きっと素敵なお母さんになれると信じとる!
お腹のカタン君←(わしの中ではカタン君って名付けとる)と一緒に復帰してくれるのを心待ちにしています。
ありがとうミキティ