おばけの見つけ方

プレイ人数:2〜4人
対象年齢:6歳〜
プレイ時間:15分くらい

「本物のおばけはこれ!」ハズレでした

ドイツの子供達はおばけが好きらしいと何かの本で読んだ。
なので、ドイツの子供向けボードゲームにもおばけがテーマのゲームが色々ある。
有名なところで「ガイスター」「ミッドナイトパーティー」「おばけキャッチ」「いたずらおばけ水車」「おばけの試験」
知らないゲームはまだまだ他にもたくさんあるはず。

「おばけの見つけ方」は、おばけに扮した3人の子供たちが遊んでるところに本物のおばけが紛れ込んだって設定。

このゲームはコンポーネントの雰囲気と仕掛けが良い。

やることはサイコロ振って、おばけを進めて自分の形のローソクチップを集めて本物のおばけを見つけるだけ。
おばけの駒は見た目は全く同じ。斜め上からだと見えない4色のローソクをそれぞれ1本ずつ持ってる。

サイコロの目は1〜3とおばけマーク。
1〜3が出たら、好きなおばけを進めて、マスの外に置いてある裏返しのローソクチップをめくる。
このとき自分のと同じ形(〇、□、△、☆)のローソクならチップをもらって、違ってたら表に向けて置いとく。

おばけの目が出たら、好きなおばけをボードの真ん中に持って行って仕掛けを回して、おばけを鏡の正面に立たせる。
子供が扮したおばけなら鏡に映って、持ってるローソクの色がわかる。

本物のおばけなら鏡に映らないということで、鏡の正面に持っていこうと回すと、4つある鏡が一斉に下に落ちて、持ってるローソクの色がわからない。

「おばけは鏡に映らない」ってのを仕掛けにしたのが面白い。

自分のローソクチップを4色集めたら、本物のおばけがどれか指摘して、さらにローソクの色を当てないといけない。
外れたら、せっかく集めたローソクを返さにゃいけん。
そりゃないぜ、フジコちゃ〜ん。゚(゚´Д`゚)゚。


つまり、子供達が扮したおばけが持ってるローソクの色と、それぞれのおばけの場所の2種類の記憶が必要な、おっさんキラーなゲームなんですね。
鏡が落ちる仕掛けは一見の価値あり。

1つ気になったのは、本物のおばけを回すときに、引っかかりがキツくて結構力がが必要なこと。ちっちゃい子供だと回せんかったぞ。
引っかかりを削って少し楽に回るようになったけど。コンポーネントに傷つけてしもたのが残念。


【評価】
戦略★
運★★
難易度★
コンポーネント★★★★★
記憶力★★★★★