サフラニート

プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳〜
プレイ時間:45分〜60分

「違う!それが欲しいんじゃない!」


香辛料の売買をしてブレンドスパイスを完成させるのが目的のアクションワーカープレイスメント。


飛び出し防止用にヘリが盛り上がったでっかいボードには、9種類のスパイスの絵と4つのアクションマスが描かれていて、プレイヤーは自分の手番にワーカーでもある10〜60の数字の書かれたポーカーで使うようなズッシリした重みがあるチップを狙った場所に(なるべく数字が裏向きになるように)投げ入れる。

プレイ人数によって変わるけど、チップ投げ入れを3〜4巡したら、スパイスやアクションマスから外れたチップを取り除いて売買タイム。
上手いことスパイスに乗れば、そのスパイスの売買が出来る。

売るときはそのスパイスに乗ってるチップの合計分のお金を貰い、買うときは自分のチップの数字分のお金を出して買うことになる。

スパイスを買うときは、場に複数枚出ているスパイスカードの中からしか買うことが出来ない。

買う権利は1番大きい数字のチップを投げ入れたプレイヤーからになるので、場にそのスパイスカードが1枚しかないときは他のプレイヤーは買えない可能性もある。

上手いこと売買してスパイスを集めて、スパイスカードとは別に場に出てる特定の組み合わせのブレンドスパイスカードを3つ集めれば勝ち。


単純じゃけど、チップが予想外に滑るから狙ったとこに投げるのは難しい。
上手く乗ったとしても後からぶつけられて邪魔されることもある。
この辺はカーリングっぽい。


スパイスの絵は大きく描かれてて、近くのスパイスに乗せるくらいなら問題ないんじゃけど、そのスパイスが欲しいものとは限らないし、そもそも場に出てないスパイスは買うことが出来ないのが悩ましい。


4つあるアクションマスは
・スタートプレイヤー獲得
・スパイスカード獲得
・自分専用オリジナルスパイス獲得
・投げ入れアクションをもう一回出来る

の4つで、スタートプレイヤー以外は単純に強い。その分アクションマスはスパイスマスより小さめになってる。


アクションゲームということで、わいわい盛り上がるんかな〜と思ってたけど、考えることが色々あって、思いのほか淡々とゲームは進む。面白くなくて盛り上がらんわけじゃなく、投げ入れるときはみんな真剣じゃけえ話すことが少なくなってくるから。


スパイスの値段の付け方や、チップを投げ入れるタイミングとか、色々考えられてて面白い!
ボードの色使いは美しく、チップの作りも本格的で大人がガチで遊べるアクションゲームです。

これはチップ投げ入れテクニックを磨きたい。
シュッと投げて、狙ったところにビタ止まりとかしたらかっこええじゃろうな。


【評価】
戦略★★★
運★★
ルール難易度★
コンポーネント★★★★
テクニック★★★★★