ダイヤモンドクラブ



「私の公園は世界一美しい!」

プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳〜
プレイ時間:60〜75分

箱絵の雰囲気が最高なワーカープレイスメント。
怪しげな4人のセレブが、世界中から宝石を買い付けて、それを元手に豪華な公園を作るというテーマ。

各自、個人ボードを持っていて左側に公園、右側に技術チャートが書かれている。
左側の公園に、噴水や温室やバラ園等の建物や、動物、樹木を置いていく。
右側の技術チャートは、レベルを上げていくことで、コイン(このげーむにおけるワーカー)を増やしたり、樹木の得点を上げたり、追加で宝石を得たりと、ボーナスを得ることができる。

ゲームの進行は
買物フェイズ・・・毎ラウンド、市場から商品(権利)を買い付ける

宝石ゲット

建物購入フェイズ・・・宝石を使って公園に建てる建物ゲット

繰り返し

という流れ。

市場は毎ラウンド配置が変わり、コインを使って欲しいものを取るんじゃけど、欲しいものは早い者勝ち。中には今回のラウンドで1つだけのものも出てきたりして、この手のゲームの決まりごとでスタートプレイヤー有利になります。
スタートプレイヤーを決める権利もコインを使って獲得していくことになります。

このゲーム、システムはワーカープレイスメントじゃけど、コイン(ワーカー)の配置ルールが面白くて、先に置かれてるコインの周囲(縦横)のマスの価格はそのマスの周囲に置かれているコイン数+1枚になる。
最初は好きなマスにコインを置けるけど、3周もしたら置ける場所が無くなっていくのがキツい。けど、これが楽しい。

市場の商品は、宝石(種類、権利書、輸送の3種1組で完成)動物(即座に公園に置ける、3種類集めるとボーナス)、スタートプレイヤーの権利、技術レベルアップ等があって、基本は宝石を狙っていくのが定石。のはずなんじゃけど、動物の即効性と3種ボーナスが強くて、一人が動物園プレイに走ると宝石買い付けプレイだと追いつけないことが多い。
まあ、ここらへんは点数調整すれば何とかなるので問題はない。

買い付けた宝石で、公園内に配置する建物を買うことになるんじゃけど、ここでも順番が響いてきて、スタートプレイヤー有利に買うことが出来ます。
買った建物は個人ボードの公園に配置していき、ラウンドを繰り返して誰かが14個の建物や動物や樹木を置くとゲーム終了。そのラウンドの建物購入フェイズ後に点数計算になります。


【評価】
戦略★★★★
運★★
難易度★★★
上流階級度★★★★★
動物園★★★★★

【感想】
わしは個人的に好きなゲームの1つ。
コインやら大量のチット類や個人ボードで難しく見えるけど、やってみると案外簡単で初心者や女性にも楽しめるんじゃないかと。買物がメインじゃしね。