スモールワールド

ファンタジーの世界の住民のエルフやドワーフといった種族が、スモールワールドという小さくて狭い世界の覇権を争う設定の陣取りゲーム。

種族には特殊能力が設定されていて、それに様々なスキルが設定されているパワータイルを組み合わせたものをプレイヤーは選ぶことになる。

組み合わせは様々で、中には強すぎる組み合わせや役に立たない組み合わせになることも。

種族とパワーの数が多くて大変そうに見えるけど、ゲームのルールは案外単純な陣取りゲームなので、ボードゲーム慣れしてる人はすぐに理解できる。

最初に選んだ種族でゲームを進めて行くと、どうしても手詰まりになって出来ることが無くなってくる時が来る。そのときは現在使っている種族を衰退させて新たな種族とパワーを選ぶことになるんだけど、衰退させたターンは他に何も行動が起こせなくなってしまう。

衰退させた種族は新たに侵略は出来ないけど、支配している土地の防御力として盤面に残る。
上手く衰退して種族を乗り換えていって、規定ラウンド(遊ぶ人数によって変わる)で、それまで支配していた土地から得たゴールドが一番多いプレイヤーが勝利する。


狭い世界に種族が入り乱れて土地の奪い合い

スモールワールド 評価
戦略★★★★
運★(★★)※拡張キットの「物語と伝説」を使った場合
難易度★★★
見た目の可愛さ★★★★★
ゴチャゴチャ感★★★★★
プレイ時間60分〜90分

遊んでみた感想

見た目の可愛さとは裏腹に、かなり本格的な陣取りゲーム。
このゲームのキモは、種族&パワーの選択と、衰退のタイミング。

種族とパワーの能力を把握するのが大変だけど、慣れたら戦略性抜群の熱い陣取りゲームが楽しめる。(前田)