ジョイントゲーム会10/27㈰に行ってきた。

午前中は2歳になる息子の保育園の懇親会。
いつもは奥様だけじゃけど、今日はわしも参加することにする。
最近涼しくなってきたけえ、アロハから着物に衣装チェンジして行ってきたら、やっぱりというか当然というか「なんのお仕事されているんですか?」と他のお母様方から質問される。
すかさずわしは「ボードゲームコーディネーターです。」と答える。

ボードゲームコーディネーターとは・・・古今東西ボードゲームに精通しているスペシャリスト。
ゲーム会などに遊びに来る人の趣味、趣向をリサーチして、そのゲーム会に最適なボードゲームを用意すること、且つ、用意したボードゲームに最適なプレイヤーを選抜してそのゲームのポテンシャルを最大限に引き出し、プレイヤーに至高の(思考の)時間を提供することが主な仕事。


とかいう妄想を言ったら奥様に迷惑がかかるので「いやー、和服が好きなだけで仕事は何の変哲もない会社員です。」と無難な受け答えをしてしまう。
バカ!わしの意気地なし!
ボードゲームの話題を振るチャンスだったのに!


そんなこんなで、寝屋川ジョイントゲーム会に行ってきた。

【遊ばれてたゲーム】

ノスフェラトゥ

今回初参加のキタラさん持参の人狼系ゲーム。
吸血鬼陣営vsバンパイアハンターという対立。
テーマとシステムが合っていて、他の人狼系ゲームと大きく違うのはゲームマスターGM)がゲームに参加出来ること。
GMは最初から吸血鬼陣営で、仲間はランダムに選ばれた1人だけ。
うまいこと仲間の正体を隠しながら着々と勝利条件を進めるのは楽しそう。

7人で遊ぶ。1ゲーム20分くらいで3連続プレイ。
ハンター側の1回だけ吸血鬼を殺すチャンスが外れたら即負けは厳しい!
多少の手札の引き運はあるけど、人狼ともレジスタンスとも違ったプレイ感で、新鮮で面白かった。吸血鬼は人狼ほど演技力と話術が必要無いから人狼が苦手な人でも楽しめそう。
途中脱落者が出ないのもイイ。


ディフェンダーズ・オブ・クレイアート」

プレイヤーはクレイアート芸術の護り手となって、自分の作品をアピールしたり、他人の作品をけなしたりして、うまくポイントを稼ぐゲーム。
マイナーなゲームなのか、わしは駿河屋で見つけるまで存在を知らんかった。

ディクシットを粘土使ってやってるようなゲーム。
得点計算がわかりにくい部分はあったけど、上手い人が勝つってわけでもないので、その辺は良い感じ。
わしは単純に粘土をいじるのが好きじゃけえ、このゲームに限らず粘土ゲームは好き。


「ティキトップル」

以前、うちの部員が持って来てくれて遊んだんじゃけど、めちゃくちゃ面白くて買おうと思ったけど絶版で忘れてたら、つい最近ヤフオクで手に入ったので持っきた。
トーテムポール(ティキ?)の順番を手札を使って操作して、自分の目的の色のティキを上から順番に揃えられたら点数が入る。
4人でやると、全く思い通りにならないところが面白い!
いいカードは後に取っておきたいけど、のんびりしてたら「1番下のティキを取り除く」カードで自分の必要な色のティキが排除されたりする。
今回はインストのみで遊んでないけど、人がやってるのを見てるのも楽しかった。
遊んだみんなも楽しんでくれたようでよかった。


指輪物語 対決」

よっしー
持参の二人用ゲーム。よっしーとヨースケさんが遊んでた。
ぱっと見「ガイスター?」
指輪物語を知ってたら、より楽しめるそうです。


「チューチューチュチュチュ」

なんともふざけたタイトルじゃけど、原題のスクウィーキーより、チューチューチュチュチュの方がGoogle先生のヒット数が多いけえ、日本じゃチューチューチュチュチュがメジャーな呼び方なんじゃろうな。
サイコロ2つ振って、自分のネズミコマを2匹動かして、早くチーズが書かれているゴールに着ければ点数が入る。
ネズミコマは7個持ってて、それぞれ1〜7までの数字がふられてる。
この数字がそのままゴールしたときの点数になるんじゃけど、それだとただのスゴロク。
ドイツゲームがただのスゴロクで終わるハズが無い。
自分の色のマスは安全じゃけど、白いマスまで行ったら他のプレイヤーのネズミに追いつかれたら食べられて 追い出されて点数が相手にいってしまうという鬼畜仕様。子供泣くぞ。
ギリギリまで安全圏にいて、5や6が出たら猛ダッシュ!小さい目が出たらご愁傷様なチキンレース
自分のコマは同じマスに居られないってことで、行きたくないけど行かにゃいけん状況が出てきて面白かった。


「おい!それは俺の魚だぜ」

赤い彗星」こと、おーつぼさんの赤ペンギンが魚を独占してるとこ。
おそらく他のペンギンより3倍早かったんじゃろう。


「サフラニート」

今回わしが持ってきたゲームの中で、1番遊びたかったゲーム。
スパイスの売買をして、ブレンドスパイスを作る「アクションワーカープレイスメント」←いわたさん命名
ワーカーであるチップをボード上に投げ入れて、そこに書かれているスパイスの売買をしたり、特殊アクションをしたりして、スパイスブレンドカードを3つ完成させるのが目的。
狙ったところに投げれたらいいんじゃけど、後から弾きとばされることもあるのが悩ましい。
人気ないところに無難に行くか、あえて激戦区に投入するか、戦略とテクニックが要求されるシビアなゲームだった。いやー、これは面白い!密かに家で練習してプロサフラニーターと呼ばれるくらい投げるの上手くなりたい!←そうなったら誰も遊んでくれない。


「気球で大空へ」

ハバの子供向け記憶ゲーム。
3色あるカゴとバルーンの色を合わせて得点を稼ぐ。
最初にカゴのカードを引かんかったら厳しくなると思った。
まあ、大人同士が真剣に遊ぶゲームじゃないけど、アートワークはステキで軽く遊べる。


「ムガル」

絶版だったシャハトの株ゲームで日本語版になって再販された。
最近、名作絶版ゲームが再販される機会が多くていい事だ。
再販されてデザインが変わるゲームもあるけど、このゲームはオリジナルのアートワークほぼそのまんまで、コインが金属製になってるのが変更点かな。
よく出来た株ゲームで、人気あるのはわかる。
けど、やっぱり勝負どころがわからんけえ苦手じゃわ。


万里の長城

おーつぼさんがボードゲームフリマで買ったクニツィア先生の数字比べゲーム。
時間が無くて触りだけだったけど楽しくなりそうな雰囲気だった。箱絵はいけてない。



スパイリウム
ティービルダー
ブルゴーニュ

等の少し重めのゲームを遊んでたけど、廻りが合わずにプレイ出来ず。
スパイリウムとブルゴーニュやりたかった。


【感想】
新規の方が2人来られて、ちょうどいい人数で遊べた感じでした。
継続して来てくれたら嬉しいですね。
しかし、寝屋川↔熊取は遠いな。どこでもドアが欲しくなる。
帰りの電車で、よっしーと新規のお客さんを呼び込み、かつ常連になってもらうにはどうしたらいいかを議論しながら帰路につく。

・ファミーリエをNPO法人化して小学校や公民館のイベントで熊取町公認でボードゲームを広める活動をする。
・熊取もしくは泉佐野か岸和田でボードゲーム喫茶をやる

う〜ん、どっちも難しそうじゃな。